2026年7月第3〜4週の遊戯王環境ランキングを紹介します。日本選手権で優勝したトゥーンを筆頭に、現在の環境トップ3を分かりやすくまとめました。この期間は国内最大の公式大会「日本選手権2026」が開催されるなど話題の多い2週間となりました。【トゥーン】が両週にわたって1位を維持し1強環境が続く中、【エルフェンノーツ】と【キラーチューン】が追いかける形でトップ3が形成。第4週後半には【妖精伝姫】も存在感を示しました。
📅 集計期間(2週合算)
2026年7月13日(月)〜 2026年7月26日(日)
第3週(7/13〜7/19):日本選手権2026個人戦 / 第1回ソーキCS / 第2回あざらCSオープン杯 / 第31回わよCSチーム戦 / 第3回富士見CS 他
第4週(7/20〜7/26):各地ランキングデュエル / CS大会 他(TCG PORTAL集計データ参照)
🥇 遊戯王環境ランキング1位:トゥーン
2週を通じて圧倒的な支配力を示した【トゥーン】。第3週の最大トピックは日本選手権2026個人戦でコバヤシ リョウヘイ選手が全勝優勝を達成したことです。準優勝のエノキゾノ セイゴ選手もトゥーン系の複合デッキを使用し、ベスト4入りした4枠中3枠がトゥーン系という圧倒的な結果を残しました。
第4週のランキングデュエルでも全国6店舗以上で優勝を独占。TCG PORTALの集計では2週にわたりシェア27〜28%を維持し、上位3デッキのシェア合計約48%のうち単独で半数以上を占める1強環境を形成しました。
《完全なる世界 トゥーン・ワールド》を軸に《トゥーンのしおり》《もくじ》で安定したサーチを行い、《ファニー・ダーク・ラビット》や《コミックキャット》でダイレクトアタックを狙うシンプルかつ強力な構造が特徴。「ライゼオル型」は《エクス・ライゼオル》ギミックを搭載し《ライゼオル・デッドネーダー》を追加妨害として展開できるため、今期最も完成度が高い構築の一つとなっています。
「ライゼオル型」の構築や採用カードについて詳しく知りたい方は、 ライゼオルデッキ入門・回し方解説 もぜひご覧ください。
📸 注目カード
完全なる世界 トゥーン・ワールド
ファニー・ダーク・ラビット
ライゼオル・デッドネーダー
主な採用カード
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| 完全なる世界 トゥーン・ワールド | 3 | フィールド魔法・デッキの核心。トゥーンモンスターに耐性を付与 |
| トゥーンのしおり | 3 | トゥーンカードのサーチ・展開起点 |
| トゥーンのもくじ | 3 | トゥーンワールドと書かれているカードのサーチ・初動にもなる |
| ファニー・ダーク・ラビット | 3 | フィールド魔法をサーチする展開起点 |
| ライゼオル・デッドネーダー | 1 | 「ライゼオル型」採用。現環境最強クラスの妨害 |
| 幽鬼うさぎ | 2〜3 | フィールド・永続効果への妨害手札誘発 |
| 無限泡影 | 3 | 汎用妨害 |
💡 デッキポイント
トゥーン・ワールドを維持することでトゥーンモンスターが効果対象にならず、直接攻撃も狙えるシンプルかつ強力な構造。《トゥーンのしおり》《もくじ》の強力なサーチ網でワールドへ安定してアクセスし、手数の多い展開が可能。「ライゼオル型」は2体のレベル4モンスターから《デッドネーダー》という最強妨害を追加でき、先攻後攻双方で高い勝率を誇る。日本選手権では《マインドスキャン》が絡まない決勝戦でも圧倒的な実力を示し、今期でのTier1の座が改めて証明された。
🥈 2位:エルフェンノーツ
両週でトップ3に入り続けた【エルフェンノーツ】は、2週間の合算で最も安定した2位デッキです。第3週はTier2・シェア16%でCS各地の上位に安定して食い込み、日本選手権でも複数の使用者が予選を突破。第4週のランキングデュエルでも東京・大阪で同日優勝を果たし、全国的な地力の高さを証明しました。
「耀聖の〇詩」シリーズを中心としたシンクロ召喚デッキで、《耀聖の花詩ルキナ》《耀聖の波詩ディーナ》《耀聖の風詩レギナ》を3枚フル投入した強固なエンジンが特長。《燿ける聖詩の獄神精》を挟むことで簡易に《フルール・ド・バロネス》をシンクロ召喚することができます。制限改訂の影響をほぼ受けていないため今期ではフルパワーで運用でき、今後も入賞実績を積み重ねていくことが期待されるデッキです。
📸 注目カード
耀聖の風詩レギナ
燿ける聖詩の獄神精
耀聖の波詩ディーナ
主な採用カード
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| 耀聖の花詩ルキナ | 3 | メインエンジン・展開起点 |
| 耀聖の波詩ディーナ | 3 | メインエンジン・展開補佐 |
| 耀聖の風詩レギナ | 3 | メインエンジン・リソース確保 |
| 燿ける聖詩の獄神精 | 2 | チューナー、シンクロ体へ繋げる |
| 誇り高き耀聖の詩エルフェンノーツ | 1 | 最大シンクロ体。相手ターンにエルフェンノーツモンスターを特殊召喚できる。 |
| 無垢なる者 メディウス | 3 | 展開の主要初動 |
💡 デッキポイント
「耀聖の〇詩」3種を組み合わせてシンクロ召喚を繰り返し、《燿ける聖詩の獄神精》や《獄神影精-ジュノルド》の効果で相手の動きを封じるのが基本戦略。今期最高レベルの完成度に達した。制限改訂の影響を受けていない点も今後の安定した活躍を支える要因。
🥉 3位:キラーチューン
第3週において【キラーチューン】は、第1回ソーキCS・第2回あざらCSオープン杯・第3回富士見CSと個人戦3大会を連続制覇するという鮮烈な存在感を示しました。7月上旬の関西ではトゥーンへの乗り換えが相次ぎ使用者が減少していましたが、全国的な視点では依然としてランキング上位のデッキであることが証明された格好です。
制限改訂で減った初動枠を《蒼の深淵ディープアイズ・ホワイト・ドラゴン》や《デュエリスト・ジェネシス》で補完。シンクロ召喚を主軸とした連鎖展開は一度通れば盤面が止まらない強烈なパワーを誇ります。
第4週はランキングデュエルでの入賞数がやや減少しましたが、これは一週限りの揺れ幅と見られます。今後も個人CS環境では台風の目となりうるデッキで、2週間の総合評価では3位にランクインしました。
📸 注目カード
キラーチューンB2B
キラーチューンレコ
キラーチューンキュー
主な採用カード
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| 蒼の深淵ディープアイズ・ホワイト・ドラゴン | 1〜2 | 制限改訂後の新初動補強。 |
| デュエリスト・ジェネシス | 2〜3 | 初動補強・キーカードサーチ |
| キラーチューンキュー | 3 | 最強初動。3積み必須。 |
| キラーチューンレコ | 3 | 初動モンスター |
| キラーチューンシンクロ | 2 | 改訂で準制限に。サーチ&シンクロ召喚が可能 |
| 幽鬼うさぎ | 3 | 汎用手札誘発・対トゥーン |
💡 デッキポイント
制限改訂による初動減少を《ディープアイズ》《ジェネシス》でリペアし今期も上位デッキとしての地位を維持。《マルチャミー・フワロス》の採用が環境全体で減少傾向にあるため大量ドローが通りやすく、《幽鬼うさぎ》は対トゥーンへの明確な回答になる。第3週の個人戦3冠という結果はデッキ完成度の高さを証明しており、CSで上位を狙うなら今も有力な選択肢。
📊 7月第3〜4週の遊戯王環境ランキングまとめ(7/13〜7/26)
2週を通じて【トゥーン】の1強構造が維持されました。日本選手権2026での完全制覇という事実は遊戯王環境ランキングに大きな影響を与え、今後も規制議論が活発化することが予想されます。
【エルフェンノーツ】は2週連続でトップ3に入り、最も安定したTier2デッキとして評価が定まってきました。第4週後半は勢いを増しており、今後もシェアを拡大する可能性があります。
【キラーチューン】は第3週の個人戦3冠という圧倒的なパフォーマンスを残した一方、第4週はやや落ち着いた印象。CSを主戦場とするプレイヤーには依然として有力な選択肢です。
なお、第4週後半には【妖精伝姫】が複数店舗で優勝を果たし、シェア6.9%でTier3入り。《妖精伝姫-カグヤ》のバウンスループを軸にした粘り強いコントロールが評価されており、今後の動向も注目です。7月31日には『LIMITED PACK GX-ラーイエロー-』の発売も控えており、来週以降の環境変動に注目が集まります。
※本記事は2026年7月13日(月)〜7月26日(日)の大会結果・各種情報サイトのデータをもとに作成しています。デッキ枚数・採用カードは一例であり、実際のレシピとは異なる場合があります。大会結果の参考元:TCG PORTAL(https://tcg-portal.jp/)、スターライト速報、ガチまとめ。カード画像は各自でご用意のうえプレースホルダーに差し替えてください。©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI