2026年7月1日に新リミットレギュレーションが施行され、環境が大きく動いた1週間。キラーチューンへの規制が入る中、【トゥーン】が圧倒的な使用率でトップに君臨し続けました。一方で【ウィッチクラフト】が新弾強化を受けて大会優勝を果たすなど、群雄割拠の新環境幕開けとなりました。
📅 集計期間
2026年6月29日(月)〜2026年7月5日(日)
※7月1日より新リミットレギュレーション適用。集計大会数:主要CS・公認大会 複数回。参考シェア率はガチまとめ集計(6月8日〜7月8日 44件)ベース。
🥇 第1位:トゥーン
新弾「REVOLUTION BOOSTER-トゥーン・ウィッチクラフト・破械-」によって劇的に強化された【トゥーン】は、今週もトップの座を譲りませんでした。第2回光子杯(7月4日)ではバルジーナ選手が【トゥーンライゼオル】で全勝優勝を果たし、第5回ちらCS(7月5日)では参加23名中11名がトゥーンを使用するという圧倒的な人気と信頼を誇っています。
デッキは「純構築」と「ライゼオル型」の2つの方向性に分化しています。純構築は《完全なる世界 トゥーン・ワールド》を軸に強固な妨害を展開する王道スタイル。ライゼオル型は《デッドネーダー》による追加妨害を搭載し、より多層的な制圧盤面を作れるのが強みです。《心を見通す眼》による情報アドバンテージも相まって、対戦相手に常にプレッシャーをかけ続けることができます。
新制限でライバルのキラーチューンが弱体化したことも追い風となり、しばらくはトゥーンが環境の中心に居座り続けるでしょう。対策カードを採用したメタデッキをどう弾くかが今後の課題となっています。
📸 注目カード
完全なる世界 トゥーン・ワールド
ファニー・ダーク・ラビット
心を見通す眼
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| 完全なる世界 トゥーン・ワールド | 3 | コアとなるフィールド魔法。サーチと耐性付与 |
| ファニー・ダーク・ラビット | 3 | 追加召喚権とサーチを兼ねる初動 |
| コミックキャット | 3 | デッキからトゥーンモンスターを特殊召喚 |
| トゥーンのもくじ | 3 | 汎用サーチ魔法 |
| トゥーン・テラー | 1 | サーチ可能な妨害罠 |
| 心を見通す眼 | 1 | 相手の手札・伏せを把握する永続罠 |
| ブルーアイズ・トゥーン・アルティメットドラゴン | 3 | 直接攻撃で圧力をかけるエースモンスター |
💡 使用のポイント
《完全なる世界 トゥーン・ワールド》から一気にサーチ展開し、妨害を複数立てるのが基本戦略。新制限後の環境でキラーチューンが弱体化したことで相対的にシェアが拡大。《心を見通す眼》による情報戦も強力で、ライゼオル型は《デッドネーダー》を絡めることでさらなる妨害密度を実現している。
🥈 第2位:ウィッチクラフト
今週の最大のサプライズといえば、【ウィッチクラフト】の大会制覇でしょう。第5回ちらCS(7月5日)でれおなん選手が見事優勝を果たし、新弾強化の成果を結果で証明しました。「REVOLUTION BOOSTER」で追加された《魔女の聖夜行》などの新規カードにより、手数が大幅に増加し、妨害数の多さが環境デッキに対して通用するレベルに達しています。
デッキコンセプトは魔法使い族で統一されたコントロールデッキ。専用魔法カードを手札コストとして使いながら、フィールドの魔法使い族モンスターを守り続けることができます。なんといっても強力なのが《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》の相手フィールドのモンスター効果を全員無効にする効果です。
特に関西地区で注目度が上昇しており、新制限後の環境でさらに研究が深まれば入賞率も上昇することが期待されます。新リミットレギュレーションによって規制を受けていないため、今後も入賞実績を積み重ねていくでしょう。
📸 注目カード
魔女の聖夜行
ウィッチクラフトマスター・ヴェール
ウィッチクラフト・シュミッタ
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| ウィッチクラフト・シュミッタ | 3 | 初動となる下級モンスター、特殊召喚効果持ち |
| 魔女の聖夜行 | 3 | 新規強化魔法、手数と展開を同時確保 |
| ウィッチクラフト・クリエイション | 3 | モンスターサーチ魔法 |
| ウィッチクラフト・マルカ | 3 | フィールド・永続魔法のサーチ |
| ウィッチクラフトマスター・ヴェール | 1 | 相手のモンスター効果を全員無効にできる |
| ウィッチクラフト・ディストーション | 1 | 汎用無効妨害罠 |
💡 使用のポイント
《ウィッチクラフト・シュミッタ》などの下級から展開し、上位モンスターへつなぐのが基本。《魔女の聖夜行》で手数が増加し、無効系妨害に強い構成が魅力。専用魔法を手コストで使い回せるため、長期戦でもリソースが尽きない。新制限による規制なしで、今後さらに研究・強化が進むと予想される注目デッキ。
🥉 第3位:破械
今週の注目は2日連続で準優勝を果たした【破械】です。第2回光子杯(7月4日)では古開作選手が、第5回ちらCS(7月5日)では熊毛群選手がそれぞれ準優勝を獲得しました。このデッキが「環境の流行カードに対して耐性がある」という評価通り、安定した戦績を残しています。
「REVOLUTION BOOSTER」で強化を受けた【破械】は、新たなリンクモンスターと下級モンスターの追加により初動率と貫通力が同時に上昇しました。デッキの核心は「破壊をトリガーとした展開」で、相手からの破壊はもちろん、自らカードを破壊することでモンスターを次々と展開できます。除外やバウンスといった除去に対しても「上から破壊することで回避する」というギミックが搭載されており、対応力の高さが光ります。
継戦能力の高さも強みのひとつで、下級破械と魔法・罠の共通効果により多様な展開ルートを持ち、リカバリーも容易。環境上位のトゥーンやウィッチクラフトに互角以上に戦える実力を持ち、今後の入賞頻度も高まると予想されます。
📸 注目カード
破械雙王神ライゴウ
破械神雙ラギア
破械焔魔天ヤマ
| カード名 | 枚数 | 役割 |
|---|---|---|
| 破械式鬼シャラ | 3 | 手札から特殊召喚可能 |
| 破械式鬼シュマ | 3 | 召喚時に破壊のトリガーを発動 |
| 雙王の械 | 3 | |
| 破械神王ヤマ | 3 | リンク2、サーチ効果をもつ |
| 破械雙王神ライゴウ | 1 | リンク4、フィールドのカードをあらゆる場面で破壊可能 |
| 破械焔魔天ヤマ | 1 | 新規リンク、このカードが破壊される時フィールドのカードを肩代わりに使える |
💡 使用のポイント
破壊をトリガーにしたギミックがデッキの核心。除外・バウンス除去も「上から破壊して回避」できる独自の動きが強み。新制限の対象外であり、新弾強化により初動率と展開力が向上。継戦能力の高さから長期戦でも安定した戦果を期待できる。環境トップへの対策デッキに強い立ち位置が今後も続くと予想される。
📊 先週の環境まとめ
2026年7月1日の新リミットレギュレーション施行を境に、環境は大きな転換期を迎えました。キラーチューンへの規制(キラーチューン・ロタリー・シンクロ・オーバーテイク制限、ナチュル・ローズウィップ禁止)が入ったことで、前期2強の一角が大幅に弱体化。その恩恵を最も受けたのが【トゥーン】で、引き続き環境トップの座を堅守しています。
一方でウィッチクラフトと破械が新弾「REVOLUTION BOOSTER」の強化を活かして台頭してきました。トゥーン対策として《滅亡龍ヴェイドス》や《聖王の粉砕》などのメタカードの採用も増加傾向にあり、次週以降の新環境の成熟に注目です。
※本記事の大会結果・シェア率・採用枚数などは、掲載時点の公開情報をもとに作成しています。デッキレシピや環境は日々変化するため、最新情報は各大会結果サイトをご確認ください。
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